この単元2の終了時に習得できること。
・過去にニュース編集室や視聴者を欺いてきた色々なタイプの問題あるコンテンツを見極められる。
・学んだ調査技術を実践することで、ネットで共有されたビジュアルコンテンツの手がかりを見つけられる。
・動画がオリジナルであるかどうかをチェックすることで、情報源を調査できる。
・スクレイピングされたコンテンツを巡る難題を説明できる。
・動画、画像用のFirst Draft検証チェックリストを使いこなせる。
コンテンツを検証する際、5つの要素が必須である。
・情報源:見ているのはオリジナル(原物)であるか?
・情報提供者:誰がコンテンツを作成したのか?
・日時:いつ撮影されたか?
・場所:どこで撮影されたか?
・動機:なぜそのコンテンツを撮影したのか?
チェックリストが示すように、検証はプロセスにすぎません。明確な結論に導く検証ツールはありません。むしろ皆さんが様々なツールや技術を駆使して、SNSの投稿物、画像、動画などの要素を調査しなければなりません。
上記のチェックリストは、コンテンツを共有する際、どこの地点で確信を持つか判断できます。オリジナルのコンテンツであることに100%の確信をもっていたとしても、それがいつどこで撮影されたのかはたった60%しかわからないものです。
一度、これらの検証チェックを行って、確信できるものとそうでないものを明確にすることが重要です。